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会長挨拶

気持ちも新たにNEW

 同窓生の皆さん、如何お過ごしですか。
 同窓会活動も、本部・支部ともコロナ前に戻りました。今年は、本部の総会もコロナ前の方式で行うことになり、当番期の98期、113期、122期の皆さんには、開催に向けて年初から精力的に取り組んでおられることに対し、心から感謝申し上げます。
 この機会に、今後の本部の同窓会活動方針について、再確認しておきたいと思います。
 現在の山高同窓会は、昭和26年設立の新制山高同窓会と従来からあった旧制山中同窓会(明治36年設立)が昭和35年(1960年)に統合してスタートしました。そして、昭和42年度の同窓会総会から、当番期を定めることとされ、その新形式による第一回総会が約350名の参加のもとで盛大に開催されました。
 以来今日まで、同窓会本部としては、次の2つの事業をメインに同窓会活動を行ってきました。
 一つは、8月の総会を通して同窓生の親睦、絆を深めることです。
 そのため、当番期の皆さんには、総会参加のチケットでもある応援券(旧賛助券)の販売、総会当日に配布する同窓会誌の発刊、総会の円滑な進行などに取り組んでいただきました。お陰様で、コロナ禍で中止の時期等を除き、約500名から600名の皆さんに参加していただきました。
 二つ目は、母校の学校活動・部活動への支援です。
 これまた、当番期の皆さんが、毎年、創意工夫された応援グッズの販売、同窓会誌への広告掲載の依頼などに努められ、その収入財源を活用し、母校の学校活動・部活動への支援や同窓会事務局の維持などが図られてきました。
 以上のように、同窓会の2つのメイン事業は、当番期の皆さんの支えと、同窓生の皆さんのご協力によって成り立ってきたのです。
 今後とも、同窓会本部としては、この2つの事業をメインに活動していきたいと考えています。当番期の皆さん、同窓生の皆さんの力強いご支援を引き続きよろしくお願いいたします。

 次に、同窓会の課題等について数点報告申し上げます。
 一つは、支部についてです。
 同窓会には13支部がありますが、高齢化による同窓生の減少等により休止に追い込まれた支部が数か所あります。極めて残念なことですが、同窓会活動にとって支部の役割は非常に大きなものがあります。本部としては、支部の判断を尊重しますが、事前のご相談をぜひお願いしたいと思います。
 二つ目は、女性の同窓会への参加促進等についてです。
 山口高校は、1994年に1年生が全て男女ミックスクラスになり、1999年には卒業生のうち女子の割合が初めて40%を超えました。2030年前半には、当番期の半数近くを女性が占めることになります。
 したがって、今年度から、同窓会の常任幹事にできるだけ多くの女性にも就任していただくこととし、今後、皆さんのご意見も聞きながら、女性や若い皆さんが参加しやすい同窓会になるよう努力していきたいと考えています。
 三つ目は、8月14日の学徒動員犠牲者追悼式についてです。
 追悼式については、近年同窓会の主催で行ってきましたが、関係の53期、54期の皆さんのご意向もあり、一昨年、昨年と中止しました。ただ昨年は、総会の翌日が8月14日であったこともあり、午前中に記念館の公開とあわせて献花ができるようにしたところ、県外からも含めて20名近い皆さんが参加されました。今後は追悼式を止め、この方式で行いたいと考えています。したがって、今年は総会の翌日の8月12日となります。多くの皆さんの参加をお待ちしております。

 最後に、ご承知のとおり、国際的にも国内的にも不安定な、不安な時代を迎えています。このような時だからこそ、我々同窓生は、今年のスローガン “復活・挑戦・維新~Phoenix Challenge Revolution∼“の気概で、直面する諸課題に立ち向かい、乗り越えていかなければなりません。共に頑張りましょう。
 
山口高等学校同窓会 会長
二井関成(普通科67期)
 

 

 

 
 
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